子どもと未来

幼いお子さんをお持ちのお母さんをサポートするブログです。

インフォドラッグ

昨日の続きです。 「日本政府は教育再生を政策の柱の一つにしているが、いじめを原因とする自殺や自殺予告など、いじめにまつわる深刻な問題は後を絶たない。(中略) いじめも、暴力映像やテレビゲームが一因となっているように思う。暴力映像やテレビゲームが子どもを暴力的にしているからだ。だが、いじめは加害者の暴力性だけで発生するものではない。いじめのある教室では、多くの子どもたちが見て見ぬふりをする。 読売新聞社が2006年11月に全国の有権者3000人を対象に実施した世論調査で、いじめの背景を八つの選択肢のなかから選んでもらったところ、『親が社会のルールを教えていない』が65パーセントでもっとも多く、つぎが『他人を痛みを思いやることができない』の55パーセントだった。注目すべきは、『同級生や友人が見て見ぬふりをする』を挙げた人が35.5パーセントもいたことである。 『他人の痛みを思いやることができない』や『見て見ぬふりをする』は、人としての感受性の低下を示している。じつは、暴力映像を見ることで、暴力への感受性が低下することがいくつも

の研究から判明している。たとえ暴力映像でなくとも、子どもがゲームに余暇の大部分の時間を費やすと、他者への思いやりや愛情をつかさどる前頭葉の発達が不十分となる。」とあります。 子ども自身がこのようなことをわかっているわけではありませんので、大人である私たちがより良い方向子どもたちの環境を変えていく必要があると思います。